天国と極楽浄土へ行けるなら、
さぞそこは鬼畜で外道で偽善者の極悪人ばかりの世界で
天国と極楽浄土とはいえないな。
それならまだ、(死後に魂が有り、意識が有るなら)仏教でいう
修羅界・畜生界・餓鬼界・地獄界・心の闇の世界でも
心の平和・心の安らぎ・心の優しさ・心の穏やかさを得て拡大維持し続けていれば
そしてそういう精神を保持し、ある生活をし続ければ
天国と極楽浄土同然に生きて生活できるし、この世(人間界)でも完全に実行できるな。
私はキリスト教徒でもないし、どこの宗教団体にも属していないが
イエス・キリストは(正確には覚えていませんが)「まず神の国と神の義を求めなさい。
そうすれば、本当に必要なものと本当に望むものは、みな与えられる。」と
言っていますが、
私はここでいう神の国と神の義は、私の考えでは
心の安らぎと心の優しさと心の穏やかさであり、それらに基づいた生活だと
信じている。
海外の中国の古典の菜根譚(さいこんたん)で
(これも正確な記述は忘れましたが)
「天が我が人生に不幸をもたらすなら、我は我が徳を厚くして対抗しよう。
天が我が肉体を苦しめるなら、我は我が精神を安楽にして対抗しよう。
天が我が境遇を行き詰めさせるなら、我は我が道を貫き通すことにしよう。
そうすれば、天といえども、我をどうすることもできないであろう。」と
述べているが、その通りだろう。